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屋根工事内容・その3

「屋根」がコンセプトの同ブログ、今回は専門用語ながら、比較的馴染みがある言葉と思われる、カバー工法に関する記事をお届けします。

ネット上ではさまざまなメリットを伝える記事が、数多く飛び交っているようですが、実際のところはどうなのか、疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

プロ屋根ではあくまで大切なご自宅のオーナー(様)の視点に立ち、公平かつ冷静に、この工法をわかりやすく解説させていただきます。

 

 

☆カバー工法

カバー工法とは読んで字のごとく、要修理の屋根を現状維持のまま、その上に新たな屋根を張って被せる、見えない二重屋根に仕上げる工法です。

元の屋根を一旦剥がす手間と費用を省くことで、工期短縮と費用軽減のメリットが魅力です。

住宅物件においては、劣化したスレート屋根(コロニアル)に、軽量のガルバリウム鋼板を上から被せる工法が、数多く実践されています。

・要注意!2種類あるカバー工法

これは屋根工事の雑学知識の範疇に含まれますが、今日「カバー工法」と呼ばれる工法は、その工程から以下に挙げる2種類に分けられます。

元来カバー工法と称されている工事は、経年劣化してしまった屋根に設置された防水シートと屋根材を、それぞれ新たなものと交換する作業です。

スレート屋根(コロニアル)の表面に防水シートを張り、次に新たな金属屋根を張る手順で、二重の防水環境を構築します。

新たな金属屋根だけでも十分な防水機能が備わっていますが、さらに防水シートが控えていることで、雨水の侵入を完璧に防ぐ構造です。

一方で近年は、劣化したコロニアルに金属板をダイレクトに差し込む形で補修する方法も、カバー工法と紹介されるケースが見られます。

業界内では「差し込み葺き工法」と称される工事ですが、これは元来のカバー工法とは別物です。

近年はこちらもカバー工法と謳い、積極的な販促が行われており、混同を避けるためにも、両者の違いをこの機会に確かめておきましょう。

差し込み葺き工法は、劣化したコロニアルの表面の表裏に、断面図が「コ」の字型の薄い鉄板を差し込んで覆い、接着剤で固定するだけの作業です。

つまりは表面上に鉄製の皮を1枚追加するだけであり、防水シートの交換作業はありません。

さらには被せられる薄い鉄板には防水加工がなされていないケースが大半で、いわゆる応急処置にも満たないレベルの工法です。

これらがいずれも「カバー工法」と紹介されるため、私たちエンドユーザーは混同しがちです。

施工を依頼する予定の業者から「カバー工法を行う」との言葉が出た際には、どちらを指しているのか、その内容をしっかり確認しましょう。

 

・メリットとデメリット

昨今のネット上では、先述のように2種類の異なるカバー工法が混同され、費用負担が小さいメリットばかりが過剰に強調される傾向が否めません。

言葉は乱暴ですが「安物買いの銭失い」なる諺(ことわざ)の当事者とならないためにも、元来のカバー工法のメリットとデメリットを、正しく踏まえておきましょう。

 

*費用が安価であるとされる理由

補修が必要となった元来の屋根の上に、新たな屋根材を重ねて張るカバー工法は、古い屋根の撤去と廃棄作業が不要です。

このため人件費や廃棄処分費用が発生せず、費用を抑えられる効果が得られます。

 

*工期が短く騒音・粉塵(ふんじん)トラブルのリスクが小さい

古い屋根を撤去するたまの養生が不要で、建物や立地条件の違いにもよりますが、葺き替え工事と比較すると、約半分程度の工期で完了できるとされています。

さらにカバー工法では粉塵が舞い上がる・大きな音が響き渡るリスクが、他の工法と比較して小さいのもメリットです。

 

*屋根自体の諸性能が向上

仕上がりが新旧2重屋根構造となるため、防水性だけでなく、断熱性や防音性の向上が期待されます。

金属屋根に雨が叩きつけられる音が気になっていた家屋の場合、工事前と比較して静かな室内環境が整うメリットも魅力です。

 

*耐震性にマイナスの影響が想定される理由

ここまでの内容からお気づきの通り、カバー工法は新たな屋根の重量が、そのまま建物全体の負担となるため、耐震性能の劣化が避けられません。

ただし一般的な住宅物件に施される新たな金属屋根の重量は1平方メートルあたり20kg台程度とされています。

2重屋根であることから、単純に2倍と仮定しても、40~50kg/㎡の計算となり、60kg/㎡台の瓦屋根よりも軽量です。

 

*対応可能な屋根の種類が限られる工法

カバー工法は日本瓦など、厚みがあり表面が波型や凹凸を有する形状の屋根には不向きです。

新たな金属性の屋根材をフラットに敷き詰めると、必然的に元の屋根の表面との間にすき間が生じてしまい、しっかりとした固定は困難です。

また下地部分が腐食しているなど、内部補修が必要な状況の場合、表面だけを補強する同工法では、根本的な問題解決は期待できません。

 

 

今回の記事で繰り返した通り、カバー工法は2種類の異なる作業内容を一括りにしたかのような、積極的販促が展開されている屋根工事です。

目先のお得感やお手軽感を謳う文言に飛びついてしまうと、根本的な問題解決に至れぬどころか、無用なデメリットを招きかねません。

発注者側が抱く疑問点に対し、誠実な回答を届けてくれる業者を見極めることが、後々後悔しない屋根工事への第1歩です。

 

 

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